なぜ高学歴女は売れ残るか: ほっといてください

私も,若いわけでないので,インターネットでの情報収集もネットサーフィン,ブログ購読?も,人並み以下という体たらくです.自分の日記をアップするのが楽しみという程度で・・・

さて,若い方と話をしていて,藤沢数希という人のブログを教えてもらいました.勝間和代さんを肴に世間話をしている最中です.

この藤沢さんは,多分本名ではないと思いますが,外資系の投資銀行に勤めているということで,「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」という投資指南本も出しています.こちらは,内容的にB.マルキールのロングセラー「ウォール街のランダム・ウォーカー」の2番煎じのような気がしますが,本人の経験も入っているところがポイントでしょう.

で,藤沢さんの経験に裏打ちされた,「なぜ高学歴女は売れ残るのか?」の分析です.藤沢さんは,職場の同僚の「30代の高学歴女」の知性・スキルに敬意を表した後,彼女たちが結婚できずにいる現状にふれます.そして,その理由を分析します.

簡単に答えを書いてしまえば,

1. 彼女たちは自分たちが結婚したいと思っている男性達が,絶対的に希少な存在であることに気づこうとしない.
2. 彼女たちは自分たちが結婚したいと思っている男性達が,自分たちを結婚対象と見ないことを認めようとしない.
3. 彼女たちは,仲間同士の壮絶な見栄の張り合いの中で,結婚相手のレベルを下げようとしない.



1.については,年収1000万円にも届きかねない30代高学歴女以上の学歴と年収の独身男性が,全男性の5パーセントもいないと指摘しています.これは,確かでしょう.不況下の日本ではデータ的にもっと厳しいかもしれません.

2.  については,男は基本的に「若くて」「かわいい」女とセックスしたいだけの単純な存在であることをあげています.これも,おっしゃるとおりでしょう.知性があっても,スタイルも容貌も冴えない30代の慶應・上智出身の女性と誰が,セックスをしたいのかと言わんばかりの書きっぷりです.

3. についても,正しいです.男性に伍して競争をしてきた彼女たちは,女性同士では(女性同士ゆえの)さらに過酷な競争に晒されていることを,片時も忘れることができないというわけです.

藤沢氏の分析が面白いのは,第3の論点に出てくる,よい伴侶を見つけるという女性同士の競争においての勝者は,昔から別のところにいるという指摘です.これは,日本において「良縁探し」というものは,昔から大して変わらないということです.

(藤沢氏はそこまで言ってませんが)要するに,その辺の若い男女がする恋愛結婚というものは,野良犬同士が適当にくっつくのと大差がない,という感覚でしょうか.

書いていて空しくなってきましたが,高学歴女というのは,所詮雑種なんだけれども,曲芸をとことん仕込まれて拍手喝さいを浴びてきたために,手入れが行き届いているものの芸のない血統書つきヨークシャ・テリヤを,バカにしている野良犬ということなんでしょうかね.

もちろん,血統書もあり芸もすばらしいというハイパーな部類も存在はするのですが・・・

山田昌弘氏が「「婚活」時代」で行った,現代の結婚事情に基づいての「結婚相手の要求水準を下げなさい」という助言は,高学歴女には永遠に届かないということは確かでしょう.

藤沢氏が

2級品というのは例えば「明治大学卒、年収400万円、一部上場企業勤務」と言うような男性とか、年収や経歴は1級品なんだけど離婚暦3回と言うようなアウトレット(以下略)

とよぶ「2級品」男性達を高学歴女が眼中に入れないとしても,肝心の2級品サイドの方でも彼女たちを眼中に入れていないという構造は,深刻かもしれません.

追記:ところで勝間和代さんは,高学歴女の真の成功モデルなのでしょうか.勝間さんの夫君が人もうらやむハイパーな男性ならば,分かりますが.

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この記事へのコメント

2010年01月28日 18:09
はじめまして、分析がとてもおもしろいですね。とっても的をついてる。
3.の女性同僚同士の対峙・・。これはとっても 根が深そう 女性全般に特性として備わった部分が、強調されているようにさえ感じました。
男性は どちらかというと、出世できるできないは、自分の実力と 外からも
スパッと判断されるので、もちろん うまくいかない事がおおければおちこんだりしますが、割とすっきり受け入れるのでは。。女性は、ペアを組む相手
の力量を 外部の判断をもって 自己の判断とする部分があるような気がします。 すべての人がそうではないけどね。
1、これは トップ5%の希少性。。、一番わかってそうなのに わからないって事なのでしょうか?

>勝間さんが 真の成功モデルか・・。
  うーん どうなのでしょう・・・。成果をあげているように見えて ちょっとした躓きづきを 世間はみのがさず評価としてしまうので、
本人がそれをどう思ってるかなのだろうけど、外からの図中にはまってしまうと モデルではないのかも・・・。香山さんに!!という 静かなる時代の要求が聞こえてきそうです。
pahud
2010年01月28日 23:15
男性と女性って,仕事面で同じことをやっていても,完全に同じようには考えないような気がします.ライフスタイルに関しても,本当の意味で合致することはないと,自分の結婚生活を省みて思います.

私の周囲の,高学歴女の方々も,こと結婚ということでは,情けなさ,愚かしさが炸裂するケースが多々あります.

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