WBCでの侍ジャパン連覇の経済効果

3月24日,WBC(World Baseball Classic)で日本の野球が世界一になりました.野球にあまり興味がない私でも,何かうれしい,何か感動するものがあります.それにしても,あの場面でイチロー・・・・ 何も言えないですね.

さて,自分でやることはないし,あまり興味がないですが,多くの人の関心を集める対象です.で,今回,韓国との死闘を制しての連覇,日本列島盛り上がらないわけがありません.主婦目線で,連覇感謝セール・・・・ という盛り上がりも期待できます.

で,どこぞの大学の先生が連覇の経済効果,550億円ということを言っているらしいです.(どこの大学の何という名前の先生か忘れました.失礼.) そのとき,550億円かあ,と思いました.1億円以上は,想像外の大金という小心者の一般人の私.反応は,そんなものです.

ところが,その話が出たあと,チャンネルを換えて,別の番組の経済ニュースを見ていたら,三洋電機が業績を900億円下方修正,要するに,赤字は900億円くらい予想よりも大きかったということです.

ということは,列島が盛り上がったところで,大手家電メーカー下位の企業の赤字の下支えもできない! 庶民の盛り上がりって,その程度なの?と思うと,ちょっとがっかりしました.

もちろん,WBC連覇の経済効果の算定の根拠もわからないし,誤差はあると思いますが,日本シリーズの優勝の経済効果,云々という記事が,よくスポーツ新聞の端っこに載ったりしますが,

考えてみれば,日本人全部が,お祭り気分になったところで,高々1週間くらい,つまり一年の50分の1=2パーセントの期間.その期間に,普段の消費行動よりも平均5パーセント消費支出が増大とする・・・・ という感じで概算すると,総消費支出300兆円とすると,500億円より一桁くらい多くなりますが・・・ あまりに過大評価ということで,実際にはもう少し効果は小さいでしょう.

つまり,500億円をそれなりに慎重に見積もった,妥当な数字として,日本人が一年を通じて元気になることを裏付けるような数字ではないことは,確かでしょう.


注意:ところで,何で大会にclassicという名前がつくかというと,どうやら,メジャーのオールスターの通称,Mid Summer Classic, ワールドシリーズの通称,Fall Classicに由来するようですね.オールスターに出るような選手は,将来,古典とみなされるような名選手ぞろいという感じ? ????? 何か,Classicという語感はピンときませんね.

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